監理は大事

この物件は監理は請けていないのですが、こんなことがありました。

”構造図とモヤの割り付けが異なるのですが、宜しいでしょうか?”

デザイン上、妻面はモヤ受けの片持ち梁を出していません。

なのでモヤを片持ちとして配置し支点(大梁)より内側に天秤梁を配した設計としています。(右図)

左の施工図では妻面庇が垂れてしまう恐れがあると思います。

質疑が無ければこのまま施工されていたのでしょう。

大雪の際、庇が垂れて設計ミスと訴えられたかもしれません。恐!

やはり監理は大事だなと感じました。