熱海市にある既存鉄筋コンクリート3階建てのホテルに対して増築計画。増築部分は鉄骨造にて設計しました。既存部分との間にはEXP・Jを設けて既存部分には影響がないように計画しました。
建設地が崖地という事もあり、基礎部分は崖条例を遵守する為に杭基礎にて計画し、今回は深礎工法を採用しました。本現場は狭く重機が入らない為、人力にて掘削する予定です。支持層に到達するには15m以上も掘り進めないといけない為とても大変な作業となります、、、
またメインの柱については片持ち柱形式とし、柱を埋め込み柱脚にて設計しました。梁も片持ち梁形式とし支点を少なくすることで大変な杭掘削作業を減らす意図があります。なかなか埋込柱脚にて計画することも少ない為、鉄筋の配筋等いい勉強になりました。
今後は施工管理も担当させて頂くので写真を撮ったらまた投稿します。
建設地については高地であり、部屋から相模湾の絶景が一望出来る素晴らしい所なので、完成したら1度泊まってみたいと思います。
静岡 富士市 構造設計 株式会社永田構造デザイン